北米ではすでに発売中の新型アウトバックだが、日本仕様となる次期アウトバックのフルモデルチェンジに関して今回予想と考察をする。
次期アウトバックの日本発売時期は2021年夏と予想する理由
現行型アウトバックについては、2021年1月24日をもって注文を締め切られることが明らかとなっている。
その後、次期アウトバックへと切り替わる見通しだが、可能性として考えられるのが2021年夏だ。
なぜかというと、2021年春には次期BRZ、2021年後半には次期WRX S4の登場が有力となっており、販売するタイミングとしては夏しか空いていないと推測できるからだ。
次期アウトバック フルモデルチェンジ後の日本仕様の独自内容を考察
ハリアーやRAV4等とアウトバックに近いクラスのSUVが日本で大好評となる中、日本仕様の次期アウトバックにもかなり力を入れた内容になる可能性が高い。
その内容を考察すると次の通りだ。
次期アウトバック アイサイトXの搭載
新型レヴォーグに引き続き、国内フラグシップSUVとなる次期アウトバックにアイサイトXが搭載されると考えるのは自然だ。
そもそも新型アウトバックが2019年に北米で発売されているにもかかわらず、1年以上も日本で発売できないのはアイサイトX搭載の為の開発に時間をかけているではないか。
実は、2019年4月の北米で新型アウトバックが発表された時に、新型アウトバックのPGMの方が「日本の皆様にもきちんとお届けするよう準備しておりますので楽しみにしていてください」というコメントをYOUTUBEのSUBIE CHANNELのインタビューで答えている。
その動画がこちら(3:03:30の所を参照)
ここから考えられるのは、本来2019年に日本でも新型アウトバックを導入する予定だったが、何らかの事情で変更されたということだ。
それはアイサイトX搭載のためではないかと筆者は推測している。
次期アウトバック 日本では2.4Lターボではなく1.8Lターボが現実的
北米仕様の新型アウトバックでは、FA24型の2.4Lターボモデル、そして2.5LNAモデルがラインナップ。
FA24型の2.4Lターボは、先代で日本で未発売のの水平対向6気筒3.6Lエンジンの代替もモデルと考えると、こちらの日本導入はないだろう。
では、2.5LNAモデルかというと、日本の燃費規制対応の為、2020年にフォレスターの2.5LNAモデルが廃止されたことを考えるとこちらも導入はないと推測できる。
では次期アウトバックの日本仕様のパワートレインはどうなるのかというと、フォレスターに採用されている、
- 2.0L DOHC 直噴+モーター(e-BOXER)
- 1.8L DOHC 直噴ターボ“DIT”
の両方もしくはどちらか一つの可能性が高い。
筆者としては、新型レヴォーグに採用されたCB18型の1.8Lターボと予想している。
次期アウトバック 日本仕様では日本人好みの外観デザインへ変更と予想
スバルのフォレスターがRAV4対抗車と考えれば、次期アウトバックのライバル車としてはハリアーを想定できる。
そうなれば、北米仕様の新型アウトバックの黒いフロントバンパー部分をメッキに変更する等、ハリアークラスのSUVを好む日本ユーザー向けにラグジュアリーなデザインへと若干の変更をするのではないか。
マツダの大型SUV CX-8も高級感が好評を得ているため、日本仕様の次期アウトバックは高級感をイメージさせる路線としてデビューさせるのではと筆者は思う。

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